みなさん、こんにちは。メンタルさんのトモです。
29日のTBS系「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・0)は「陰口引き出し王決定戦」が放送されました。
食事会で先輩芸人が理不尽な説教をしてから席を外し、部屋に残された後輩から陰口をどれだけ引き出せるか?という「水ダウ」らしい攻めた企画。
先輩芸人として仕掛け人となったのは、カンニング竹山さん(51)インパルスの堤下敦さん(44)2丁拳銃の小堀裕之さん(48)永野さん(47)の4人。
放送前からインパルス堤下さん事故後の放送という事で、かなり話題に上がっていました。
放送終了後、「お見送り芸人しんいち」さんの「永野」さんへの陰口で大炎上したようです。
わたくしは、ドッキリ企画全般に言える事だと思いますが、
「いじめ」と「いじり」の違いを
「明確に表記する」か「視聴者に理解してもらった上で視聴する」必要があると思います。
いじめとは・・「加害者側のみ利益がある事、被害者側には利益がない」
いじりとは・・「加害者、被害者両方に利益がある」
ドッキリバラエティという事で、収録後に仕掛け人にも、ドッキリ芸人にも放送の了承を得たうえでのオンエアなはずです。
(両方に利益があるので、加害者と被害者という表現は合わないかと思いますが、いじめとの比較のため表現を同じにしております)
仕掛け側にも、ドッキリ側にもメリットは大いにあるはずです。(金銭面でも知名度でも)
もちろん、誹謗中傷があると思うので、そこは事務所がしっかりとサポートをされると思われます。
ここで大事な事は、一般の社会で真似をしてはいけないという事です。
芸人の「いじり」は経験と技術に裏打ちされたお笑い論です。
一般の社会で真似をすると、経験も技術もないために
「いじめ」となる確率が非常に高いです。
必要のない加害者を生み出し、必要のない被害者が出てしまうのです。
しかし、TVはそこまでの責任を取らないでしょう。あくまでもエンターテイメントであり、検証である!という事です
運営側ももちろんですが、視聴側にも「理解力」が必要になってきています。